ソニーは、ドイツ・ベルリンで9月2日から7日(現地時間)に開催される家電見本市「IFA2016」に先立ち、ヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」を海外発表した。価格は2,099ユーロ。日本国内での発売時期と価格については明らかにされていない。

TA-ZH1ES

TA-ZH1ESは、ソニーの高音質技術を集結したフラッグシップシリーズ「Signature Series (シグネチャーシリーズ)」製品群のヘッドホンアンプ。USB DAC機能を搭載し、PCM 768kHz/32bitやDSD 22.4MHzに対応する。

ソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master HX」とアナログアンプを組み合わせた「D.A.ハイブリッドアンプ」を採用。きょう体には、アルミ削り出しの「FBWシャーシ」を使用し、不要な振動を抑制している。このほか、圧縮音源の音質補完技術「DSEE HX」や、PCMをDSD 11.2MHzに変換して再生する「DSDリマスタリング」も備える。

多彩なヘッドホン出力端子をそろえるのも特徴。フロントには、3.5mmアンバランスや6.3mm標準のほか、4.4mmバランス、4ピンXLRバランス、3.5mmバランス×2を装備する。

リアには、同軸デジタル入力、光デジタル入力、ラインL/R入力、プリアウト、USB-B、ウォークマン/Xperia入力用USBポートを搭載。サイズはW210×D314×H65mmで、重量は4.4kg。

同時発表されたハイエンドヘッドホン「MDR-Z1R」と組み合わせたところ