ソニーは、ドイツ・ベルリンで9月2日から7日(現地時間)に開催される家電見本市「IFA2016」に先立ち、ウォークマンのハイエンドモデル2機種を海外発表した。価格は「NW-WM1Z」が3,299ユーロ、「NW-WM1A」が1,299ユーロ。日本国内での発売時期と価格については明らかにされていない。

NW-WM1Z

NW-WM1A

NW-WM1ZとNW-WM1Aは、ソニーの高音質技術を集結したフラッグシップシリーズ「Signature Series (シグネチャーシリーズ)」製品群のひとつ。NW-WM1Zは無酸素銅シャーシを採用し、内蔵メモリは256GB。NW-WM1Aはアルミシャーシを採用し、内蔵メモリは128GBとなっている。

ともに、フルデジタルアンプ「S-Master HX」を刷新して搭載するなど、高音質化のための工夫が施されている。端子はアンバランスのほか、4.4mm径のバランス端子を搭載する。

共通の仕様として、フォーマットはMP3 / WMA / FLAC / AAC / HE-ACC / Apple Lossless / AIFF / DSDに対応。Bluetoothのバージョンは4.0で、コーデックはLDACとSBCをサポート。連続再生時間は約30時間(FLAC 96kHz/24bit再生時)となっている。本体側面にはmicroCDカードスロットを装備する。

サイズと重量は、NW-WM1ZがW65.3×123×19.9mm/455g、NW-WM1AがW53.8×119.5×14.8mm/267g。