パナソニックは8月23日、高付加価値の調理器具シリーズ「e-PRO」から、「ハイパワーミキサー MX-XE901」「マルチプロセッサー MK-FE601」「ハンドブレンダー MX-SE501」の3製品を発表した。MX-XE901とMX-SE501は11月1日発売。推定市場価格はMX-XE901が100,000円前後で、MX-SE501が25,000円前後。MK-FE601のみ2017年2月上旬発売で、推定市場価格が70,000円前後(いずれも税別)。

ハイパワーミキサー MX-XE901

MX-XE901

MX-XE901は、カップ内に2層にわかれたカッターを搭載したミキサー。上層には3枚のストレート刃、下層には3枚のノコギリ刃の高強度カッターを装備する。上の刃は食材を粉砕、下の刃は食材を細かく切削できるため、スープやピューレなどの調理時に、裏ごしをしたような滑らかな食感にミキシングするという。また、従来は調理できなかった冷凍食材やナッツ類、手羽先の骨を砕けるようになった。

食材が回転することで発生する熱により、カップ内で約90℃まで加熱可能。MX-XE901だけで温かいスープといった調理もできる。本体サイズはW228×D240×H447mm、重量は約6.1kg。カップ容量は最大1.8L。

マルチプロセッサー MK-FE601

MK-FE601

MK-FE601は、固形物なら500g、液体なら1.0Lまで調理できる大容量のマルチプロセッサー。基本の「大型ナイフカッター」は2枚の刃が段違いになっており、食材をまんべんなくカットできる。刃の上部にエッジを配置することで、食材が循環しやすくなる工夫を施している。

食材をみじん切りにする「大型ナイフカッター」のほか、「スライスカッター」「おろしカッター」「生地こねブレード」「泡立てディスク」「クイックドレイナー」といったアタッチメントも付属。アタッチメントを付け換えることで、食材の泡立てやパン生地の捏ね、水切りなどの作業もできる。本体サイズはW264×D265×H435mm、重量は未定。

ハンドブレンダー MX-SE501

MX-SE501

MX-SE501は、食材をとらえて細かく切削する「フィニッシュブレード」や、食材の切削と攪拌を同時におこなう「サブシャープブレード」を搭載したハンドブレンダー。細かな切削が可能なため、食材をなめらかな食感に調理することが可能。また、「高速」「間欠」「低速」3つのモードを搭載し、食材にあわせて選択できる。

基本のブレンダーカッターのほか、みじん切りなどが行える「チョッパー」や「おろしカッター」「泡だて器」の3つのアタッチメントも付属。本体サイズはW65×D74×H423mm、重量は約810g(いずれもブレンダーアタッチメント使用時)。