セールス・オンデマンドは8月4日、アイロボットの床拭きロボット「ブラーバ ジェット 240」の製品発表会を開催した。2014年に発売した「ブラーバ380j」以来、2年ぶりの新製品となる。

ブラーバ ジェット 240

アイロボットのクリスチャン・セルダCOO(左)と、コリン・アングルCEO(右)

ブラーバ ジェット 240は、W178×D170mmとほぼ正方形に近いデザインで、ブラーバ380jよりも二回りほど小型。高さは84mmと5mmほど増したが、ルンバシリーズの92mmよりも低い。アイロボットは「ロボット掃除機史上最小を目指した」という。

左からルンバ960、ブラーバ ジェット 240、ブラーバ380j。新製品の小ささが際立つ

高さは他の2製品とほぼ同じ。ソファ下の高さとして標準的な10cmを下回る

機能も大きく変更している。ブラーバ380jは水拭きの際、クリーニングパッド内のタンクに水を入れていたが、今回のブラーバ ジェット 240は、本体内蔵のタンクに給水。水を前面にある噴射口からスプレー状に噴き出して、その上をふき取る仕様になっている。

給水口。蛇口から直接水を入れることを想定し、きょう体に防水仕様を施している。タンクは取り外せないめ、雑菌やヌメリが気になる場合は、お湯を入れて殺菌するとよい

前面の噴射口から水をスプレー状に噴射し、その上をパッドで拭き取る仕組み

清掃モードは3種類。乾拭き用の「ドライスウィープモード」に加えて、同じ場所を小刻みに動きながら水拭きする「ウェットモップモード」と、少量の水で直線的に進みながら日常的な汚れやホコリを拭き取る「ダンプスウィープモード」がある。

3つのモードと走行パターン

【動画】ブラーバ ジェット 240がウェットモップモードでケチャップを拭き取るところ