たっぷりの外観写真をお楽しみいただいたところで、改めて「VAIO C15」の概要を紹介しよう。本機はWindows 10 Home 64bitを搭載した15.5型ノートPCで、主な仕様、インタフェースは4機種とも同じ。エントリー向けのためスペックは控えめ(概要とスペック詳細はニュース記事に詳しい)だが、その分価格を抑え、税別10万円以下の価格を実現した。主な仕様は下記の通り。

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • CPU:Intel Celeron 3215U(1.70GHz)
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:1TB HDD(6Gbps/s)
  • グラフィックス:Intel HD Graphics(CPU内蔵)
  • ディスプレイ:15.5型(1,366×768ドット)
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ

プロセッサで採用するCeleronはBroadwell世代のCeleron 3215Uで、Skylake版ではないが、これはコスト面を重視したためとのこと。主なインタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI×1、SDXC対応SDカードスロットなどで、今回、兄弟機となる15.5型のビジネス向けノートPC「VAIO S15」(併売)で搭載していたD-Sub端子を省き、コンシューマ向け製品として映像出力にHDMIのみを載せている(下記写真はイエロー/ブラックを使用)。

前面。SDカードスロットやスピーカーなどを搭載

背面

左側面

右側面

右側にはDVDドライブ

左側にHDMIを搭載

ディスプレイはアンチグレア

裏面。手前側のネジ留めスペースがメモリ部分と思われる

バッテリはユーザーが着脱可能

本体前面にスピーカー

ACアダプタのサイズは約10cm×5cm程度、重量は250gほど。小型というわけではなく、持ち運びは想定されていなさそうだ