サンワサプライは19日、2台のPCで1組のUSBマウスとUSBキーボード、およびHDMI入力を持ったディスプレイを共用できる切替器「SW-KVM2WHU」を発売した。価格は17,064円(税込)。

SW-KVM2WHU(写真右は切り替え用の手元スイッチ)

切替器に直付けされているUSBケーブル×2本とHDMIケーブルをPC側に接続し、切替器のほうにはUSBマウスとUSBキーボード、HDMI入力を備えた液晶ディスプレイをつなぐ。これにより、2台のPCでマウス/キーボード/液晶ディスプレイを切り替えながら使える。切り替え用の手元スイッチが付属するほか、キーボードのホットキー(2種類)による切り替えにも対応。

コネクタとケーブル

対応解像度は最大1,920×1,200ドットまでで、ディスプレイのEDIDを読み込んで切替器内に情報を保存する「ディスプレイエミュレーション機能」(EDID読み出し回路)を搭載。切替器に接続した2台のPCにて、出力する画面解像度が違っていても、それぞれの解像度を維持してくれる。

接続の概要

ディスプレイエミュレーション機能(EDID読み出し回路)

キーボードポートのエミュレーション機能も搭載するので、2台のPCを同時に起動することも可能。なお、別途ドライバを必要とするマウスはサポートされておらず、USBハブ搭載のキーボードはUSBハブが使用できないなどの注意点もある。

電源はUSBバスパワーで、ドライバのインストールは不要。手元スイッチのケーブル長は1.8m、PCとの接続ケーブルは0.9m。本体サイズはW78×D72×H24.35mm、重量は300g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Windows Server 2003R2 / 2008R2 / 2012R2、Mac OS X 8.6以降、Linux(CentOS、uBuntu、OpenSUSE)。