ここからは、液晶テレビ以外の市場動向をスライドを中心に見ていこう。

レコーダーは台数・金額ともに前年割れ。多チューナーモデルの増加により、単価は上がっている

スマートフォンは、端末ゼロ円販売の是正勧告により2~3月が大きく落ち込んだ。6月の中旬から前年比を上回り始め、7月第1週では前年同週比107.4%まで戻している

SIMフリースマートフォンのメーカー別台数シェアでは、ファーウェイ、ASUS、プラスワン・マーケティングの3社が激しい鍔迫り合いを繰り広げている

パソコンは、デスクトップが引き続き低迷しているが、ノートタイプが回復の兆しを見せている。7月第1週の速報値では、ノートの台数は前年同週比92.5%、金額は同101.1%と久しぶりに前年を上回った

一体型デジタルカメラは台数・金額ともに前年割れが続く。台数市場は3年前からほぼ半減。メーカー別に見ると、キヤノンが首位を維持しているが、カシオがシェアを伸ばして2位のニコンの足元を脅かしている

レンズ交換型の市場も回復の兆しを見せていない。メーカーシェアを見ると、引き続きキヤノンが強さを見せ、ニコンとの差をさらに広げている