Windows Inkや「設定」は調整にとどまる

Microsoft Edgeでは、新たな拡張機能としてパスワード管理サービスの「LastPass」を追加した。筆者はLastPassを普段から使用していないので、あまり恩恵はないものの、ブックマークサービス「Save to Pocket」や翻訳サービスにアクセスする「Microsoft Translator」などを常用し、Microsoft EdgeをサブWebブラウザーとして活用している。もう少し拡張機能が出揃(そろ)えば、メインWebブラウザーとして試したいところだ。

Microsoft Edge用の新拡張機能「LastPass」

Windows Inkは定規の長さを調整し、ペンのポップアップを開くときに発生していたちらつきや、フライアウトのサムネイル読み込み時に発生していた遅延を修正。Windows Inkワークスペースアイコンを更新したと説明しているが、高DPI環境ではアイコンサイズが揃わない不具合はそのままだった。

Windows InkはUX面で数カ所の改善が加わっている

通知領域のWindows Inkワークスペースアイコンもデザインを変更。高DPIではバランスが良くないのは前ビルドと同じだった

「設定」では、現在選択している項目の左側にハイライト表示が加わり、<ホーム>ボタンにマウスオーバーするとメッセージを含んだ部分まで反転表示するようになった。Microsoft WDG(Windows and Devices Group) Software EngineerのDona Sarkar氏によれば、インサイダーからのフィードバックに基づいて加えた改善だという。

こちらはWindows 10 Insider Preview ビルド14352の「設定」

こちらはビルド14361の「設定」。UI周りの改善が加わった

そのほかにもBlu-rayドライブアイコンや、クリックアクションの「ネットワーク」アイコンのデザインを変更している。

Blu-rayドライブのアイコンデザインを変更

クイックアクションの「ネットワーク」アイコンを変更