HP Z1 G3 WorkStation

日本HPは30日、Intel Xeon E3-1255 v5を搭載する液晶一体型ワークステーション「HP Z1 G3 WorkStation」を発表した。6月中旬に販売を開始する予定で、価格は190,000円から。

「HP Z1 G3 WorkStation」は、23.6型4K液晶ディスプレイを採用した、液晶一体型のオールインワン・ワークステーション。従来モデル「HP Z1 G1 WorkStation」「HP Z1 G2 WorkStation」に続く、第3世代となる。

新設計のシャーシや拡張性の向上、液晶画面が光沢(グレア)から非光沢(ノングレア)、といった進化を図った。想定しているのは、CAD、デジタルコンテンツ制作、教育、医療などの現場だ。OSはWindows 10 Proだが、ダウングレード権を使えばWindows 7 Professionalを使用可能。

キーボードとマウスが付属

内部構造

ストレージの搭載場所

メモリスロット

主な仕様は、CPUがIntel Xeon E3-1255 v5(3.30GHz)、チップセットがIntel C236、メモリが16GB(8GB×2)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro M100M(2GB)。23.6型の液晶ディスプレイはIPS方式で、解像度は3,840×2,160ドット(4K)。

ネットワークはGigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2。インタフェース類は、USB Type-C(Thunderbolt 3 / USB 3.1)×2、USB 3.0×6(1ポートはチャージングポート)、DisplayPort×1、メディアカードリーダーなど。本体サイズはW596.9×D210.8×H546.1mm、重量は約10.5kg。

下位モデルとして、CPUがIntel Core i3-6100(3.70GHz)、メモリが8GB×1、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)のモデルも用意される。