4K表示に対応した12.5型IGZO液晶を採用

New XPS 12のウリが、4K表示対応の12.5型IGZO液晶を採用していることだ。解像度は3,840×2,160ドットで、一般的なフルHD液晶(1,920×1,080ドット)の縦横2倍となる。一度に表示できる情報量はフルHD液晶の4倍にもなり、複数同時にアプリを開いても快適だ。

12.5型4K表示対応のIGZO液晶を搭載。表示は高精細で美しい

IGZO液晶は、通常のシリコンTFT液晶に比べて電子移動度が高く、高精細化・高開口率化を実現できる。さらに、液晶パネルの駆動方式はIPSであり、視野角も広い。輝度も400cd/平方メートルと高いため、屋外でも見やすい。発色も鮮やかであり、液晶の表示品質については非常に満足。表面は光沢タイプなので、外光の映り込みがやや気になることもあるが、輝度の高さでカバーできる。

2in1 PCなので、当然タッチパネルを搭載しており、タッチでの操作性も良好だ。オプションとして、電磁誘導方式のスタイラスペン(2,048段階の筆圧検知に対応)が用意されていることも評価できる。

デフォルトでは「250%」のスケーリング設定(写真左)。12.5型4K(3,840×2,160ドット)をスケーリング「100%」で使うのは(写真右)、画面の文字が小さくなりすぎて、ちょっと無理がある