米Piperの電子工作キット「PIPER」は、ボードコンピュータのRaspberry Pi 2 model B、人気ゲームのマインクラフト、液晶ディスプレイ、バッテリ、各種パーツ類がセットになったパッケージだ。連載レビューの最後となる第3回では、ストーリーモードで様々なパーツを使いつつ、電子工作の基本を学ぶ。
Raspberry Pi+マインクラフトの工作キット「PIPER」で遊ぶ■第1回 : まずは組み立て■第2回 : 初期設定と、親子で決めるルールと約束 ■第3回 : 電子工作の基本を学べるストーリーモード |
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ストーリーモードで学ぶ
PIPERは、ゲームのマインクラフトを拡張している。通常のマインクラフトは、マウスで視点移動、破壊、選択、構築を行うが、移動はキーボードだ。しかし、PIPERにはキーボードがない。
ということで、ストーリーモードの第一歩はマウスの動かし方を覚え、色をそろえると信号が流れるということを理解するところから始まる。視点を移動して、信号をブロックしている砂石のブロックを破壊し、隣と同じ色のブロックを構築する……という謎解きが必要だ。
学習要素となるのがストーリーモード。Sandbox modeはマインクラフトの作品集みたいなもの |
ストーリーモードはレベル分けされているが、購入直後は最初の「Mars Controller Level」以外は鍵がかかっていて選択不可能だ。以下、勝手な「超訳」 |