セルフィーには新機能が! 場面に応じて使うと吉

今度はセルフィーに使うインカメラのチェックです。残念ながらインカメラはiPhone 6sの5メガピクセルとは異なり、1.2メガピクセルのカメラが入っています。とはいえ、ディスプレイを光らせることで自撮りの顔を照らすことができる「Retina Flash」機能が付いています。そもそも、自撮りは画質よりもどれだけ盛れるかが勝負ですから、レフ板のように光る機能があるのは女子向きですよ。ということで、さっそく試してみました。

Retina Flashは、カメラ画面のフラッシュボタンでオン・オフできます。オンにすると、逆光の場所でも画素が荒くなることもなく、くっきり撮影することができました。また、瞳のなかに光が入る「キャッチアイ」、リップのつや、ネイルの輝きなどキラキラ感が増し、生き生きとした写真になります。

Retina Flashをオンにすると、キャッチアイが入り、肌色も赤みがかかる

でも、どうでしょう。個人的にRetina Flashをオフにしたぼやーっとした写真の方が盛られている気がします。この辺りは好みの問題かもしれませんね。

さらに、夜景でもチャレンジしてみました。夜景でもRetina Flashをオンにすると顔にしっかり光が射しました。ノイズが出てしまう様な暗い場所でも表情まできちんと写ります。一方、周囲が暗く抑えられるようで、背景のきれいな明かりが小さくなってしまいました。

ということで、Retina Flashは場面に応じて使うとよさそうです。記念写真のようにきちんと写したいときはオンに、ふんわりした効果を狙いたいならオフがおすすめです。

賢く選ぶなら最強のコスパを誇るiPhone SEを

さて、ここまででiPhone SEは小さくて使いやすく、カメラ性能が高いという説明をしてきました。しかし、それだけではありません。iPhone SEには「チップ」というiOSを動かす部品にiPhone 6sと同じ「A9」が使われており、快適にサクサク動くのです。長く愛用できそうですね。

そして気になる価格は、iPhone 6sよりも安く設定されています。iPhone SEは16GBが52,800円、64GBが64,800円(税別。Appleのオンラインストアより)で販売されています。さらに携帯会社の割引キャンペーンを活用すれば、よりお得に買うことができます。そうそう、おすすめのストレージは64GBです。高性能のカメラで思い出をたくさん残せるようにね。