やはりカラバリは欲しいなあ

しかし、このプロトタイプ。出来上がったのはゴールドモデルのみである。これはこれで大人のシックな雰囲気が出ていて良いのだが、問題は、焼いてパウダーシュガーをかけるだけの製法ではゴールドモデルしかできない点だ。どうせ自作するなら、やはりカラーバリエーションは4食……もとい4色欲しいところだろう。

考えた結果、アイシングで本体をコーティングする方法を思いついた。アイシングというのはいわゆる砂糖衣のこと。ここ最近、カラフルな絵や模様が描かれた女子力高そうなクッキーやカップケーキが流行っているが、その多くがアイシングでデコレーションされたものだ。

そんなわけでアイシング用のパウダーと食用の色素を用意。まずは、パウダーを水で溶いて色をつけていく。アイシングなら色が自由自在に表現できるというのはうれしい点である。

もう1回、本体を焼成

パウダーと食用色素、これでアイシングを作る

先ほど作った型を使ってAppleマークとカメラ、ライトを、アイシングをインク代わりにステンシルの要領で描き、その後、本体の色を塗っていく算段だ。

パウダーを水と混ぜてアイシングを作成

型を使って、Appleマークを印刷

初めてのアイシングに奮闘すること半日。力作が完成した。