3月31日に発売されたiPhone SE。久々の4インチiPhoneということで注目度は高いが、皆さんは発売日に入手することができただろうか? 筆者は撃沈した。悔しい。この悔しさを乗り越えるためはたして何ができるのか? 筆者が出した答えは「iPhone SEの自作」だった。本記事はその挑戦の記録である。
SIMフリーの64GBは激戦区だった?
そもそもどうして3月31日にSEを入手できなかったのだろうか。それはApple Online Storeのサイトにて、SIMフリーモデルを予約してしまったからだ。
今回のSEは容量が16GBと64GBと2種類のラインナップだったのは皆さんもご存じの通り。ただし、アプリの大容量化に加え、12メガピクセルの写真・4Kビデオを扱うとなると16GBでは厳しく、どうしても64GB欲しくなってしまう。さらに、筆者はMVNOを使う、海外での利用などを考慮したためSIMフリー端末を選択したのだ。
そんなわけで予約を試みたものの、開始時間の24日16時1分直後はAppleのサイトにアクセスが殺到。筆者も出先から接続したがすぐにはつながらず、数分後、やっと64GBモデルを予約できた頃には3月31日到着分は終了していた。
知人によるとSIMフリー版でもやはり16GBモデルは残っていたという。また、違う知人はキャリアにおける販売はいくらか余裕があったと話していた。ぐぬぬ。
こうなったら自分でSEを作ろう。
とりあえず材料は用意した。