31日、AppleのiPhone SEと9.7インチiPad Proの販売が開始された。Apple Store, Omotesandoには、逸早く新しいiPhone/iPadを手に入れたいという人が数多く集まった。

新発売のiPhone SE

21日(現地時間)、Appleのスペシャルイベントで発表されたiPhone SEと9.7インチiPad Proは、24日から予約が始まっていた。今回、予約購入者の店頭受け渡しはなく、予約分はすべて自宅配送されるようになっている。

ディスプレイされているiPhone SEの台数はやや控えめ。やはり人気は新色のローズゴールドのようだ

ということで、列を成したのは当日購入希望者。昨年、9月のiPhone 6sとiPhone 6s Plus発売時は、当日、商品を受け渡すのみということもあって、長蛇の列ができることはなかったが、今回は始発に乗ってやって来たという人を先頭に、発売前から結構な人数の列が形成されていた。

午前10時、先頭の購入希望者が入店。恒例のハイタッチでお出迎え

新モデルの発売日にはやはりお祭りムードが高まるようで、店内のスタッフもハイテンションで購入希望者を迎え入れた。最初のグループが入店すると、恒例のハイタッチで歓迎。次々と手続きを済ませていく。

16GBのiPhone SEに笑顔の男性客

アプリの開発に携わっているという男性は16GBのiPhone SE、シルバーモデルを購入。手にしてみての感想を伺ったところ「懐かしい感じの4インチですね、コンパクトなので手の小さい女性ユーザーには歓迎されるのではないでしょうか。5万台は結構安いなと思います、いろいろな人が買いやすくなったかなと思います」とコメントしてくれた。

Apple Pencil、Smart Keyboadとともにディプレイされていた9.7インチiPad Pro

iPhone SEだけでなく、9.7インチiPad Proにも注目が集まった。昨年11月の12.9インチモデル発売時同様、Apple PencilとSmart Keyboadもあわせてディスプレイされており、春休みと思しき子供たちがApple Pencilを使ってお絵かきを楽しむという光景も見られた。

Apple Watchの新しいバンドを装着したモデルも陳列されている

また、スペシャルイベントで紹介されたApple Watchのウーブンナイロンバンドを装着したモデル、ミラネーゼループのスペースブラックモデルも陳列されており、こちらも試着を楽しむ人で賑わっていた。

iPhone SEの純正ケースも登場

11時を過ぎてもハイタッチは続いていた

前述したとおり、今回は発売日にApple Storeでの購入が可能だ。店舗によって在庫の状況は異なるが、購入を検討しているのであれば、会社帰りに寄って行ってみてはいかがだろうか?