パナソニックは3月17日、スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「Wおどり炊き」の新モデルとして「SR-SPX6」シリーズを発表した。発売は6月1日で、価格はオープン。推定市場価格は、炊飯容量1Lの「SR-SPX106」が110,000円前後、炊飯容量1.8Lの「SR-SPX186」が115,000円前後(いずれも税別)。
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SR-SPX5シリーズ(左からルージュブラック、スノークリスタルホワイト) |
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SR-SPX6シリーズは、2015年6月に発売された「SR-SPX5」シリーズの後継モデル。Wおどり炊きとは、釜底と底側面のIH通電を高速で切り替えて米を均一に加熱する「大火力おどり炊き」と、加圧や減圧を繰り返し米を釜底から対流させる(おどらせる)ことで芯まで加熱する「可変圧力おどり炊き」を組み合わせたものだ。
炊飯中の水分量に合わせて加圧や減圧を調整する「圧力コントロール」を新採用。沸騰維持工程後半でゆっくりと減圧することで、米同士の粒表面を崩すことなく米をおどらせることを可能にした。また、高温スチームをまんべんなく行き渡らせて余分な水分を飛ばし、ご飯表面のベタ付きを約54%低減している。加えて、前モデルよりもおどり工程を長くすることで、甘みを約10%向上させた。
もち米100%や、もち米と白米を混ぜた場合など、それぞれに適した火加減で炊き上げる「赤飯」「おこわ」の各専用コースを搭載。これにより炊飯時間を約40%短縮し、赤飯は46分、おこわは48～58分で炊き上げられるようになった。さらにIHスチームの温度を、赤飯の場合で220℃、おこわの場合で150℃と向上させることで、もちもちした弾力感を実現する。
サイズと重量はSR-SPX106がW26.6×D33.8×H23.3cm/6.9kg、SR-SPX186がW29.2×D36.5×H26.7cm/8.2kg。炊飯容量はSR-SPX106が0.09から1L(0.5合から5.5合)、SR-SPX186が0.18から1.8L(1合から10合)。カラーはルージュブラックとスノークリスタルホワイト。
