ビックカメラ - オススメは本会員のカード2枚持ち

ビックカメラのポイントを家族で貯めるには、「ビックカメラSuicaカード」と「ビックポイントカード」(クレジット機能なし)の2枚持ちがオススメだ。本会員がビックカメラSuicaカードと同一名義のビックポイントカード(クレジット機能なし)の共有化手続きを行えば、2枚のカードでもポイント口座を1つに集約できる。

ビックカメラSuicaカード

ビックポイントカード

ポイントカードをすでに所有している場合は、ビックカメラSuicaカードの申し込み時にオンライン、または郵送でポイント口座の共有化手続きが可能だ。逆に、ビックカメラSuicaカードを持っている場合は、ビックポイントカードを店舗で発行したのち、ビックカメラSuicaカードと共有化する。

ビックポイントカードの利用には特に制限がない。そのため、本会員とは別に家族が本会員名義のビックポイントカードを使えば、ポイントを一緒に貯められるほか、本会員以外の家族も貯めたポイントを使える。

ヤマダ電機 - 家族でポイントを貯めるにはスマホアプリ必須

ヤマダ電機の代表的なカードである「ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」。家族カードの用意はないが、ポイントカード代わりになるスマートフォン用アプリ「ケイタイde安心」を使えば、家族でポイントを貯められる。

ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメリカン・エキスプレス・カード

「ケイタイde安心」アプリの画面イメージ

あらかじめ本会員が、ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメリカン・エキスプレス・カードと、ケイタイde安心を連動させておき、本会員以外の家族は店舗利用時にケイタイde安心に登録されている電話番号を伝える。そうすると、本会員のポイント口座に家族が買い物した分のポイントが貯まる仕組みだ。

ポイントを使う場合は、本会員のカードか、ケイタイde安心を登録している本会員のスマートフォン端末を提示しなくてはならないため、家族が自由にポイントを使うのは難しい。たとえば、夫が本会員であれば、妻は夫の電話番号を店頭で伝えることによって、夫のカードにポイントを貯められる。しかし、夫のカードに貯められたポイントを妻が使う場合、夫が持つカードか、ケイタイde安心がインストールされている夫のスマートフォンが必要となる。

ヨドバシカメラ - チャンスは一度きり、共有化手続きに注意

ヨドバシカメラもビックカメラと同様、同一名義であれば「ゴールドポイントカード・プラス」(クレジットカード)と「ゴールドポイントカード」(クレジット機能なし)のポイント口座を共有化できる。共有化作業はゴールドポイントカード・プラスの申し込み時にヨドバシカメラ店頭の端末で行う。ゴールドポイントカード・プラスとゴールドポイントカードのポイント共有化は、ゴールドポイントカード・プラスの申し込み時にしかできないので要注意だ。

ゴールドポイントカード・プラス

ゴールドポイントカード

ポイントの利用に際して、特に年齢制限などは設けておらず、買い物時にゴールドポイントカードを提示すれば、本会員でも家族でもポイントを貯める、もしくは使うことができる。ただし、一度に5万円分以上ポイントを使用する際には、本人確認が必要だ。

家族で賢く貯める

家電量販店では家電製品に加え、おもちゃや書籍、キッチングッズ、食品も扱い始めている。取り扱いアイテムが増えて、家族で家電量販店を利用するようになったからこそ、家族と協力すれば効率よくポイントを貯められる。それぞれの家族に合ったポイントの貯め方、使い方を検討する価値がありそうだ。

次ページでは、参考までに、ある4人家族をモデルにして各量販店を比較してみた。