深めのストロークで打鍵音も少ない快適キーボード
キーボードは、現在のノートPCで主流となったアイソレーションタイプだ。キーボード周辺はボディと一体化しており、その仕上げは美しい。キー構造には薄型メンブレン方式を採用している。これはパンタグラフよりも深いキーストロークを得るためと考えていいだろう。実際に1.5mmのストロークを実現し、タイプ時もパチパチという音が響きにくい。キーボードのクオリティは上々だ。
タッチパッドは、パッドとボタンが一体型となったタイプ。指先以外が触れた際の誤った動作を防ぐパームリジェクション機能を搭載しており、誤入力が少ない。ただし確実な操作を望む人は、パッドとキーが分離したモデルが欲しいところだろう。
4K出力に対応したHDMI端子を搭載
左右側面のインタフェースは、シンプルながらもスペックの高い端子がそろう。左側面には、BDXL対応ブルーレイディスクドライブ、USB3.0×2、Gigabit Ethernet対応有線LANポート、電源コネクタが並ぶ。右側面には、ケンジントンスロット、4K(3,860×2,160ドット)/30Hzの出力に対応したHDMI、USB 3.0×2、SD/SDHC/SDXC/MMC対応ブリッジメディアスロットを備える。
すべてのUSB端子がUSB 3.0に対応しているため、例えば外部ストレージを接続するとき、USB 2.0かUSB 3.0かを考えなくてよい(外部ストレージは高速なUSB 3.0に接続したい)。また、HDMIの4K出力対応も素直に歓迎。欲をいえばブリッジメディアスロットは一部機種同様、SDHC UHS-IIへの対応が欲しかったところだ。