KDDI研究所は21日、米Fleksyとともに、スマートフォン向け文字入力アプリ「Fleksy」の日本語版を開発したと発表した。同日から、Android版を公開している。Google Playよりダウンロードでき価格は無料。

「Fleksy」は、文字を誤入力した場合でもスワイプすることで自動修正できる

「Fleksy」は、独自の「ジェスチャー操作UI」により、スマートフォンにおける文字の誤入力を、スワイプするだけで自動補正できるアプリ。誤入力した場合でも正確な単語へ素早く変換できるため、高速な文字入力を実現するという。英語版はすでにリリースしており、2014年に樹立された文字入力の最速ギネス記録では「Fleksy」が使われた。

今回、公開された日本語版では、従来実装していた「QWERTY入力」に加え、日本語独自の入力方式である「フリック入力」にも対応している。そのほか、KDDI研究所の自然言語解析技術を活用し、日本語入力に対応した「ジェスチャー操作UI」と「誤入力自動補正機能」も搭載する。

対応機種は、Android 4.1以降を搭載したスマートフォン。YouTubeのKDDI研究所公式チャンネルでは、実際の操作イメージ動画を公開している。