センサー技術とアプリ連携で、アウトドアの新しい楽しみを拓く

WSD-F10には、アウトドアで便利なオリジナルアプリを搭載。日の出や日の入り、タイドグラフなどを参照でき、自然環境の変化を知ることができる「ツール」、設定したゴールまでの距離やリアルタイムのスピード、走行距離、気圧の変化(魚の釣れやすさに影響する)などを知る「アクティビティ」、ボートの返却時間や到着予定時刻などをセットしておくと通知してくれる「モーメントセッター」だ。

カシオの独自アプリを搭載

「ツール」アプリには、コンパスや高度推移グラフ、天気予報付き気圧計などが搭載されている

自分の状態を把握する「アクティビティ」。目的地までの距離や現在の速度、釣果向上に役立つ気圧傾向グラフなどを搭載

「モーメントセッター」を使えば、時を忘れるほど夢中になってしまっても、ボートの返却時刻や日没予定時刻など、大切な時間を通知してくれる

左から、「ツール」「アクティビティ」「モーメントセッター」の解説

時計とともに気圧変動を示すグラフを表示

時計とともにタイドグラフを表示

また、2015年12月に発売されたカシオの分離合体型デジタルカメラ「EXILIM EX-FR100」とも連携する。カメラからのスルー画像をWSD-F10に表示し、画面をタッチして静止画や動画を撮影(リモートシャッター)といった操作が可能だ。

EX-FR100のカメラ部に無線接続してスルー映像を表示。コントローラーとして使用できる

胸に付けたEX-FR100のカメラのスルー映像を表示したところ。当然ながら四隅はケラレる

このほか、登山の定番地図アプリ「YAMAP」(株式会社セフリ)や、雨雲レーダー「Go雨! 探知機」(日本気象協会)といったサードパーティー製アプリも搭載される見込み。もちろん、スマートフォンと連携することで、GPSで現在地を検出したり、移動ルートのログを記録したりするなど、より便利に使える(WSD-F10本体はGPSを持たない。バッテリー寿命や本体サイズなどとの兼ね合いから、GPS搭載は見送られた)。

登山の定番地図アプリ「YAMAP」(株式会社セフリ)や、雨雲レーダー「Go雨! 探知機」(日本気象協会)といったサードパーティー製アプリ

サードパーティーのアプリも続々対応。スマートフォンとも連携して世界観が大きく広がる