キヤノンマーケティングジャパンは12月14日、iOS端末向けアプリとして「BestShutter(ベストシャッター)」「Photo Log Map(フォトログマップ)」「TakeMyPic(テイクマイピック)」「Easy Photo Sorter(イージーフォトソーター)」の4種類を発表した。同日から順次提供開始する。いずれもダウンロードは無料だ(一部アプリ内での課金あり)。

各アプリのアイコン(左からBestShutter、Photo Log Map、TakeMyPic、Easy Photo Sorter)

BestShutter

被写体の注意を引き付けてカメラ目線にできるBestShutter

BestShutterは、撮影時に好きなサウンドを再生できるアプリ。子どもやペットなどの関心を引き付け、カメラ目線で撮影できる。あらかじめ登録されている「象」「救急車」「クジャク」など16種類のほか、ユーザー自身がサウンドを録音可能だ。スマートフォンでの撮影だけでなく、デジタルカメラで撮影する際の補助ツールとしても使える。

動画も撮影でき、動画からの静止画切り出しにも対応。対応OSはiOS 8 / 9。推奨デバイスはiPhone 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus、iPad 2、iPad(第3世代と第4世代)、iPad Air / Air 2 / Air 3、iPad mini / mini 2。提供開始は12月14日。


Photo Log Map

撮影ルートを保存してフォトマップを作成するPhoto Log Map

Photo Log Mapは、撮影した写真データと端末の位置情報サービスを使用して、撮影記録マップを作成できるアプリ。撮影開始と終了のタイミングでアプリのボタンを押すことで、撮影したルートをログとして自動的にアプリに保存。ログの記録中はテキスト形式もしくはボイス形式でメモを残せる。

撮影が終わったら、写真をアプリへ読み込む。するとログデータから自動的に写真やメモが地図上に配置され、フォトマップが完成する仕組みだ。アプリにログを記録するため、GPS非搭載のデジタルカメラで撮影した写真データも端末に読み込ませれば、ログ情報と関連づけた撮影記録マップを作成できる。マップ内の写真やメモはタップして確認・修正可能だ。

対応OSはiOS 8 / 9。推奨デバイスはiPhone 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus。12月下旬に公開される予定だ。


TakeMyPic

写真撮影を依頼する際、構図を指定できるTakeMyPic

TakeMyPicは誰かに写真撮影をお願いする際、自分の望む構図で撮影してもらうのに役立つアプリ。スマートフォンの撮影画面上で、自分を写し入れたい部分に人型のマークを入れることで、撮影者に自分が決めた構図を伝えられる。また、見本となる構図の写真を事前に撮影しておけば、撮影者はそれに重ねあわせるようにして撮影可能だ。撮影をお願いするモードの場合、自動で3枚連写するモードになる。

対応OSはiOS 8 / 9。推奨デバイスはiPhone 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus、iPad 2、iPad(第3世代と第4世代)、iPad Air / Air 2 / Air 3、iPad mini / mini 2 / mini 3。12月下旬に公開される予定だ。


Easy Photo Sorter

スマートフォン内の写真を整理してくれるEasy Photo Sorter

Easy Photo Sorterは、スマートフォン内の写真を整理するためのアプリ。日付や時間、曜日、カメラのメーカー、機種、レンズ名、スクリーンショットかどうかといった情報を組み合わせて整理したい条件を設定すると、iOS端末の「写真」内にアルバムを自動作成する。設定条件は後から変更可能だ。

対応OSはiOS 8 / 9。推奨デバイスはiPhone 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus、iPad 2、iPad(第3世代と第4世代)、iPad Air / Air 2 / Air 3、iPad mini / mini 2 / mini 3。2016年1月下旬に公開される予定だ。