LINEでニュースが読める

続いてLINEの上級執行役員でありコマース・メディア担当の島村武志氏が登壇して新サービスの内容について説明した。同社では2013年7月に、優しく分かりやすいニュースを提供する目的で専用アプリ「LINEニュース」を公開。その後、2014年4月にはニュースを1日3回ダイジェスト形式で配信する「LINE NEWS DIGEST」の提供を開始、2015年4月には雑誌の役割を担う「LINE NEWS マガジン」を開始した。これらの取り組みの結果、2015年5月には月間アクティブユーザー数(MAU)が1,200万人に達した。

LINEのコマース・メディア担当の島村武志氏。ニュースなどの情報を発信する取り組みは2013年に始まり、2015年5月には月間アクティブユーザー数が1,200万人に到達した

1日に発表された「LINE アカウントメディア プラットフォーム」は、LINEの公式アカウントを利用したニュース配信機能を、外部メディアに開放する取り組み。特別なアプリをインストールする必要はなく、LINEの中で様々なメディアのニュースが読めるようになっている。第1弾として、同日より24メディアをパートナーとしてサービスが開始された。なお掲載メディアは、今後順次拡大していく方針だという。島村氏は「ちょっとニュースを読みたいといった要望に応える、受け皿のような存在になれれば。今後サービスを洗練させて、大手ポータルサイトとの差別化を図っていきたい」と狙いを語った。

ニュース配信機能を外部メディアに開放する「LINE アカウントメディア プラットフォーム」。24メディアをパートナーとして1日よりサービスインした