MMD研究所は20日、「スマートフォンに関する意識調査」の結果を発表した。それによると、キャリアユーザーの約3割がスマートフォン契約時に契約内容を理解できていなかったと回答したという。

スマートフォンにおける契約内容の理解度

同調査は、スマートフォンを所有する20歳から59歳の男女900人を対象に行ったもので、451人がキャリアユーザー、449人が格安SIMユーザーだった。直近で機種変更やプラン変更、新規の契約をした際の契約内容の理解度について質問すると、「あまり理解できていなかった」「まったく理解できていなかった」を合わせ、キャリアユーザーの29.7%、格安SIMユーザーの14.3%が理解できていなかったと回答した。

また、スマートフォンの毎月の平均データ通信使用量についても調査。キャリアユーザーの21.5%が「分からない」と回答し、23.9%は2GB未満と回答した。格安SIMユーザーについては、「分からない」と回答したのが、キャリアユーザーの半分以下となる10.5%で、通信量を意識して利用していることがわかった。

把握している1カ月の平均データ通信使用量