米Optinventは、Android OSとARディスプレイを搭載したヘッドホン「ORA-X」を開発した。現在クラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて資金援助を募っている。11月13日18時の時点で59,000ドル以上を集めており、目標額の60,000ドルをまもなく達成しそうな勢いだ。

ORA-X

ORA-Xは、Google GlassのようなARディスプレイを搭載したBluetoothヘッドホン。15フィート(約4.6m)先に仮想ディスプレイを表示し、音と同時に映像を楽しめる。Android OSを内蔵しており、アプリの利用も可能。IngressやPokemon GO (2016年提供開始予定)のような拡張現実ゲームをサウンドとともに楽しめる。

ORA-Xは349ドルの出資で1台入手可能。2016年5月に出荷を予定しており、製品化後の販売予定価格は599ドルとなっている。

バッテリー駆動時間は約8時間。Wi-Fi機能により、メールやメッセージの受信もOK。500万画素のカメラを搭載し、写真撮影を行える。

ミュージックビデオの視聴が可能

アプリをダウンロードしゲームをプレイできる

メールの着信も仮想ディスプレイに表示

ARディスプレイは不使用時に押し上げられる

【動画】Ingressをプレイするとこんな感じ