「かるパック」のプレミアムモデル

紙パック式のCV-PC500。紙パック式は吸引力を高くしやすく、ゴミを紙パックごと捨てられるので衛生的だそう

空気清浄機に続いて、9月に発売済みの紙パック式掃除機「CV-PC500」についても説明された。CV-PC500は重量が2.3kg(本体のみ)と軽量でありながら、吸込仕事率が360Wと強力なのが特徴。さらに、運転音が51~57dB(目安として、普通の会話が60dBとされる)と比較的静かで、「耳障りに感じやすい」といわれる高い音を出さないよう開発されている。

紙パック式は一度ゴミの中を通った空気が排出される仕組みのため「排気がにおう」と思われがちだ。しかし、CV-PC500は「ナノテク高捕じんプレミアム衛生フィルター」や「高集じんフィルター」「アレルオフフィルター」といった複数のフィルターを採用。吸い込んだゴミを99.999%逃さないため、排気臭も抑制できるという。会場では製品に大量のスモークを吸わせる実験も行われたが、CV-PC500の排気口からは、まったく煙が漏れることがなかった。

ヘッド内の気密性を上げて吸引力をアップする「ジェット吸引 スマートヘッド」を採用。吸引力は高いが自走式ヘッドなので軽い力で掃除できる。カーペットにこすりつけた真綿を吸い取る実験では、一往復でほとんどのゴミを吸い取った

スモークを発生させる機械を使用して、大量の煙をCV-PC500に吸わせる実験。99.999%の捕集率を持つためか、排気口からまったく煙が漏れていなかった。また、上に向かって排気するため、床面のホコリやチリを舞い上がらせにくいという

7月に発売されたサイクロン式掃除機「CV-SC700」も展示されていた