音声でお願いすることで自律動作も可能

今回展示されているのは開発中のもので、通話部やメールなどを体験することはできなかったが、目玉機能である音声コマンドによる操作は幾つか確認できた。

基本的にRoBoHoNは常時コマンド待ち受けモードになっており、自分が呼びかけられ、認識できるコマンドを受け取ると処理を開始する。Androidの「OK Google」に似ているが、RoBoHoNの場合、この処理は同社の「ココロエンジン」が基礎になっているという。音声処理はクラウド側で行うことになっているが、インターネットに接続できない環境でどうなるかは不明だ。もっとも3GとLTEも搭載しているので、滅多なことでは電波を拾えないということはあるまい。

立ち上がる動作は、一度立った状態から座りモードに変形し、そこから行う

自分で音楽を流しながら踊れる。音楽と踊りのパターンを自分で設定できたらすごく面白そうなのだが

頭部のプロジェクターから動画を表示させてみた。プロジェクターはもっと暗いところであれば、レンズからの距離約1m前後でもっと大きく表示できる

音声でコマンドを読み上げてから実行までは3~4秒はかかり、正直もう少し反応が速いといいのだが、これくらいの方が可愛げがあっていいのかもしれない。