本体メモリーは8GBでフルHD動画対応

THETA SではフルHD動画の撮影に対応したことで、内蔵メモリーの容量を従来比2倍の8GBにアップ。これまで5分しか撮れなかった動画が最大25分まで撮れるようになった。静止画なら約1,600枚保存できる。

また、スマホ用アプリで360度動画の表示に対応。専用サイトにアップロードして、SNSでURLを公開するところまでスマホから行える。従来はこれらの操作にはPCが必要だったのだが、THETA Sではモバイル環境からすぐに動画をSNSに投稿できるのだ。

さらにライブストリーミング機能により、USBまたはHDMI接続でリアルタイム動画配信にも対応。現状では360度動画に変換して配信するシステムがないが、将来的に開発されるかもしれない。

撮影した静止画と動画はスマホアプリにサムネール表示される。これを選択してデータを転送する

複数選択が可能なので必要なデータだけを転送できる。もちろん未転送のデータを全選択しての転送にも対応する

転送速度が向上しており、高画質になっても動画データの転送時間は従来のTHETA m15とほぼ同じという

転送後の動画データは専用アプリで開く。再生、拡大、縮小、回転が自由に行える

静止画では「ぼかす」という機能を使って、無関係な人物や建物などをぼかしてからSNSに画像を投稿できる

Facebook、Twitter、Tumblrへの連携機能があり、リンク先とサムネール付きのコメントを投稿できる

アプリからTHETA専用のサイト「theta360.com」に画像をアップ。このサイトから埋め込みコード取得して、ブログなどに360度表示の静止画や動画を表示できるのだ

「theta360.com」には動画サイズ5MBまでの制限がある。これを超える動画はアップできない。5MB超の動画をアップするには、PCまたはMac上のアプリで編集する必要がある

容量制限のないYouTubeへ動画をアップする方法もある。ただし、画質はかなり低下する。また、360度動画表示に対応するブラウザはGoogle Chromeのみとなっている