米Appleが「iPhone 6s」をはじめとした新製品を発表した。例年通りiPhone新機種の発表で、日本でも第1陣の発売日である25日から発売される。

新たにローズゴールドが用意されたiPhone 6s

ただ、今回の発表において、個人的にはiPhone以外が最も注目された。iPhone 6s/6s Plus自体は着実にスペックアップし、画面を押すという感圧式の「3D Touch」機能を搭載して、新たな操作性を実現している。しかし、そもそもこの3D Touchは「説明なしに使える」ような直感的な機能とは感じられないし、ユーザーに受け入れられるかは不透明。スマートフォンを頻繁に使う人でもない限り、3D Touchはあまり考慮しなくていいだろう。

画面を押し込むことで機能が実行できる3D Touch

Taptic Engine搭載によってフィードバックがあるため、操作感は良さそう

カメラ部分の高機能化も注目したいし、実際、紹介された作例を見る限りは、ほかのスマートフォンだけでなくコンパクトデジカメでも、その画質を上回るのは難しいとすら感じるレベルだった。とはいえ、この3D Touchもカメラも、実際に触って確認してみないと何とも言えない部分で、しかもあくまで機能の一部分でしかない。全体としては、「まあ、新製品だよね」という印象。

作例を見る限りは、情感に訴えるタイプの画質