その他の大きな変更点を3つ紹介しておこう。

1つ目は3D Touchディスプレイだ。iPhoneはマルチタッチという新しいインターフェイスとともに登場したが、今回は感圧タッチパネルを採用し、新たな操作性を加えている。

感圧タッチパネルにより、新たなインタフェースが加わる

Apple WatchではForce Touchと呼ばれていたこの機能は、通常のタップ、押し込む、さらに押し込む動作を認識し、内蔵されたTapTic Engineによるフィードバックを行う仕組みだ。

iOS 9では、ホーム画面のアイコンやアプリのコンテンツリストで押し込むと、ショートカットが開いたり、ページ遷移せずにコンテンツの中身を見ることができる。 中身を見た状態で上にスワイプすれば、操作ボタンが現れて、操作を完了させることができる。もし開いたコンテンツが気に入ったら、さらに押し込めば、ページ遷移もしくは別のアプリを開いて、中身をじっくりと観られる仕組みだ。

例えば、メッセージにURLが送られてきた場合、押し込むとポップアップでウェブページの内容を表示して確認できる。さらに押し込むとSafariに映ってじっくりとブラウズできる。