軽く、片手でも持ちやすいタブレット本体

8P1150T-AT-FEMの本体寸法はW207×D126.7×H10.1mm。画面サイズは8型で、解像度は1280×800ドット(WXGA)となる。タブレットPCなので、採用されているのは当然マルチタッチ対応パネルだ。サイズ的に競合するモデルといえば、「iPad mini 3」や「dtab」などになるだろう。画面比率は16:10と縦長であるため、片手で持ってもおさまりが良い。また重量も約370gと比較的軽めで、長時間保持していてもそれほど疲労は感じない。本体前面・背面両方にカメラを内蔵しており、いずれも192万画素となる。

マルチタッチパネルに対応した8型の光沢液晶を採用しており、解像度は1280×800。16:10であるため、片手でも持ちやすい

背面は光沢のあるプラスチック製となっており、カラーはホワイト。指紋は付くものの、白いためそれほど目立たない

前面左上、背面上部中央に192万画素のカメラが内蔵されている。スマートフォン内蔵カメラに比べると控えめだが、メモやチャット用途としては十分利用できるだろう

左がiPad mini 2、右がNexus 6と比較したところ。iPad mini 2とは同程度の大きさで、Nexus 6と比べると大きな差が確認できる。ファブレットとは確実に用途が違う製品だ

インタフェースは本体上側面と左側面に集約

インタフェースは上側面左と左側面に集中している。本体上側にはWindowsボタンとボリュームボタンを搭載。ボリュームボタンは左が-、右が+という構成になっており、少々押し間違えやすい点に注意しよう。左側面には、DC 5Vの電源コネクタ、内蔵マイク穴、microSD対応カードリーダー、mini HDMI端子、micro USB 2.0端子、ヘッドフォン端子、そして電源ボタンが設置されている。

本体上部、左端にはWindowsキーとボリュームキーが用意されている。ボリュームの+/-の配置に注意したい

コネクタ類は右側面に集中している。mini HDMI端子を利用すれば、プロジェクターでのプレゼンなどにも対応できるだろう

USB経由での電源供給は行えないため、外出の際はACアダプターを忘れないようにしたい。またmicro USBを通常サイズのUSB端子に変換するケーブルが付属している。キーボードやマウス、USBメモリなど複数の機器を接続する際は、セルフパワーのUSBハブを変換ケーブル経由で接続すると良いだろう。また内蔵されているストレージ容量は32GBと多くはないため、大容量のデータファイルはmicroSDカードを用意してこちらに保存しておくと安心だ。

付属するケーブルは、給電用ACアダプター(出力5V)とmicroUSB to USB変換ケーブル。USB経由での充電は行えないので注意しよう

32GBの内蔵ストレージを活かすため、映像や音声などの大容量データはmicroSDカードを利用してそちらに保存したほうが良いだろう