圧力センサーは搭載されるか?

デザインが変わらないとすると、ディスプレイは現在と同じ4.7インチと5.5インチ。解像度は現在1334×750ピクセルと、1920×1080ピクセル(フルHD)の2種類だが、解像度が高くなるという噂がある。もし高解像度化するとすれば、4.7インチが1920×1080ピクセルになると思われる。4.7インチ・フルHDという液晶は過去にHTC OneやパナソニックELUGA P P-03Eなどで存在していたため、パネル供給自体は難しくないうえに、解像度を揃えたほうが開発者の理解も得やすいからだ。

Apple WatchやMacBookのトラックパッドに採用されている「Force Touch」が次期iPhoneにも採用されるという噂もある。これは内蔵の圧力センサーで押す力の強弱を計測し、異なる挙動を返せるというもので、多段階インターフェースを実現できる。アップルは段階的に対応機種を増やしてくる傾向があるが、iPhoneでのサポートも時間の問題だろう。

押したことを振動によりフィードバックするための「Taptic Engine」と名付けられたリニアアクチュエーターまで搭載している

ただし、圧力感知のためのセンサーやアクチュエーターを組み込まねばならず、その分厚みが増える可能性がある。この問題を解決するため、iPhoneでは感圧センサーを使わず、触れた指の面積を感知し、その大小で圧力を決定するという噂もある。確かに合理的だが、例えば子供と指の太い大人で反応が変わっても困る。次期iPhoneでの採用はかなり可能性が高いと見ているが、どのような形で搭載されるのか、非常に興味深い。