カメラは強化される?
iPhone 6では画素数こそ8Mピクセルで変わらなかったものの、像面位相差AFによる高速AFを実現し、フルHDでの60fps動画や240fpsでのスローモーション撮影をサポート。さらに6 PlusではiPhoneとしては初めて、光学手ぶれ補正レンズも搭載した。
次期iPhoneでは、像面位相差AFなどはそのままに、画素数が1200万画素程度に向上してくる可能性が高い。というのも、iMacに5kモデルが登場したことで編集環境も整ったとみなし、いよいよ4K動画撮影に対応すると予想するからだ。4k動画に電子式手振れ補正を併用すると、800万画素では補正効果がほとんど得られないため、画素数の向上は必然なのだ。
また最近はセルフィー撮影のためのフロントカメラ(iPhoneでは「FaceTimeカメラ」)の画素数も高くなってきている。現在のiPhone 6では120万画素程度だが、200万～500万画素程度になる可能性は高いだろう。これに伴い、フロントでもフルHD動画撮影ができるようになるだろう。
Apple SIMは搭載される？
北米市場向けiPad Air 2のセルラーモデルで採用された「Apple SIM」は、複数のキャリア・料金プランをユーザーが選択して切り替えられるものだが、次期iPhoneではこれも採用される可能性がある。キャリア側の抵抗も大きいため、確率としてはかなり低めだとは思うが、ゼロとは言い切れないだろう。
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理想通りに運用できているとは言いがたい状況ではあるが、SIMをキャリアから切り離したという点で大きな意義のあるApple SIM |
日本ではSIMロック解除が義務化され、各キャリアともとうとうロック解除せざるを得なくなっている。3大キャリアが対応しなくても、MVNOキャリアは事情が違う。SIMフリーiPhoneでは手持ちのSIMを挿して使うもよし、Apple SIMで各社のプランを選択して利用してもよし……となったら最高なのだが。
