今年もまた、夏の定番イベント「COMPUTEX TAIPEI」の時期がやってきた。「COMPUTEX TAIPEI」は、台湾・台北市で開かれる世界最大級のコンピュータ見本市で、2015年の会期は6月2日から6月6日までの5日間となる。

台北101の隣に位置する、COMPUTEXのメイン会場のひとつ「Taipei World Trade Center」(TWTC)

台湾で一番高いタワー、台北101。ここでも多くのメーカーが発表会や展示会を行う

会期中は新製品のブース出展を中心に、関連イベントも各種豊富に行われる。今年の注目はCPU、GPU関連の新情報だろう。特にIntelは基調講演や発表会など、数多くのセッションを会期中に予定している。開発コード名「Skylake」で知られる、第6世代のCoreプロセッサに関する新情報も登場するとみられており、例えばマザーボードメーカーのBIOSTARは、Skylakeをサポートする新チップセット「Z170」「H170」「B150」を搭載した新マザーボードの出展を予告している

また、Microsoftは3日のカンファレンスで、2015年4月までLyncとして展開してきた「Skype for Business」、Windows 10およびWindows XP Embeddedの紹介を予定。どちらかといえばビジネス寄りの発表になりそうだが、今夏登場予定のWindows 10に関する新製品も期待したいところだ。

TWTCの近くのビル一面に掲示されたIntelの巨大広告には、「INTELL INSIDE REINVENTING」の文字

TWTC入口付近にもCOMPUTXの案内が

マイナビニュース編集部では、今年のCOMPUTEX TAIPEI 2015でも現地からのレポートを随時お届けしていく予定だ。開幕前日に一部メーカーが開催するプレカンファレンスのレポートをはじめ、開幕後の続報にぜひご期待いただきたい。

今年も会場は絶賛設営中。例年よりは設営が進んでいるようにも見えるが、果たして明日の朝に間に合うのかどうか(とはいえ毎年無事にでき上がっているので、きっと今年も何とかなるのだろう)