マウスコンピューターは20日、開発に着手していたWindows Phoneベースのスマートフォンに関する詳細と、ブランド名が「MADOSMA」(マドスマ)に決定したことを発表した。スマートフォンの価格や発売時期は未定。
同社は2015年2月にWindows Phoneベースのデバイスを開発中と表明していたが、今回はデバイスのスペックと新ブランドの立ち上げを発表。ブランド名は「MADOSMA」(マドスマ)。Windowsの利便性をスマートフォンにまで広げる、Window=「窓」を開くことで新たな可能性を提案したい、という思いが込められている。今後「MADOSMA」ブランドでは、スマートフォン関連の製品を展開していく。
「MADOSMA」ブランドの第1弾製品となるWindows Phone OS搭載のスマートフォンは、名称 / 価格 / 発売時期などはまだ決定していないものの、主要スペックが発表された。
CPUにはクアッドコアのMSM8916(1.20GHz)を搭載し、RAM 1GBとROM 8GBを内蔵。ストレージ拡張用にmicroSDメモリーカードスロットを備え、16GBのメディアが同梱される。バッテリは2,300mAhで取り外し可能。ディスプレイは約5インチのIPS液晶、解像度は1,280×720ドット。OSはWindows Phone 8.1 Update。
MicroSIMスロットを装備し、対応通信規格は4G / LTEがBAND1 / 3 / 19(CAT4)、3GがWCDMA:BAND1 / 8 / 19(6)。無線機能はIEEE802.11b/g/n無線LAN(Wi-Fi)とBluetooth 4.0だ。GPS / A-GPSに対応し、背面800万画素 / 正面200万画素のカメラや、近接 / 光 / 加速度 / 電子コンパスなどのセンサ類を搭載。本体サイズはW142.8×D8.4×H70.4mm、重量は125g。