KDDIは14日、auショップやウェブサイトを活用した物販サービスを今夏に開始すると発表した。サービス名は「au WALLET Market」で、こだわりの食品や生活用品の販売を行う。

同社はauユーザーの日常をもっと便利に楽しく豊かにする"生活革命"を目指し、携帯電話事業に加えて、今後、様々なサービスを展開していく。その第一弾として、ウェブと全国の約2500店舗のauショップを活用した物販サービスを今夏に始める。

取扱商品、決済方法は、auショップ、ウェブサイトで異なる。auショップで販売するのは、食品、フルーツ、コーヒー、天然水などで、定期購入商品も用意する。ショップ内ではスタッフが店内のタブレットなどを用いて紹介し、販売を促進する。購入商品は自宅まで配送されるが、商品の一部は店舗での受け取りも可能。決済はauかんたん決済、WALLETポイント、現金のいずれか。また、サービス開始当初は、au SHINJUKU、au OSAKA、au NAGOYA、au FUKUOKAの4店舗に限られる。

auショップでの取扱商品のイメージ

ウェブサイトの「au WALLET Market」では、高級レストランやエステ、舞台チケットなどの体験型商品、大量生産できない地方の特産品、ブランド家電や最新のITガジェットを販売する。決済はau決済サービス(auかんたん決済、au WALLET カード、au WALLET クレジットカード、WALLET ポイント)、クレジットカード、コンビニ払い、郵便局支払い、銀行振り込みなど。

「au WALLET Market」サイトでの取扱予定商品のイメージ

なお、「au WALLET Market」サイト上で、「au WALLET カード」の残高やポイント数の確認や、「au WALLET」アプリから直接「au WALLET Market」へのアクセスが行える。