オーディション・ザ・ジャッジ

先ほども書いた通り、普通にSiriを呼び出そうとすると、不自然なポーズになってしまいます。これは、「顔を無理に腕に近づけているように見える」から不自然なのです。

つまり、逆に考えれば、「顔を腕に近づけるのが当たり前のポーズ」であれば、Siriに話しかけても不自然さはないのです!

そこで、このポーズです

これはオーディションや面接で、決定権を握っている偉い人がしているポーズとして知られています。オーディションや面接時には、誰が決定権を握っているのかをすばやく把握して、その他大勢ではなく、偉い人にピンポイントでアピールしなければいけません。

いや、そんな話はどうでもよかった……。

とにかくこのポーズであれば、腕が顔の近くにあることは何ら不自然ではありません。

よって、

極めてナチュラルに「Hey Siri!」と話しかけることができるのです。「Hey Siri!」と横文字で話しかけるのはシャレオツすぎて恥ずかしくなるかもしれませんが、今どきこんなポーズをとるのはオーディションの偉い人しかいませんので、周囲の人も「やっぱり芸能界は違うわねぇ」と納得してくれるでしょう。

すべての基本となるこのポージングを「オーディション・ザ・ジャッジ」と呼びます。