NECおよびNECプラットフォームズは8日、IEEE802.11acに準拠し最大867Mbps(理論値)で通信できる、無線LANルータ「Aterm」シリーズの新製品「AtermWG1200HS」を発表した。価格はオープンで、店頭予想価格(税別)は7,000円弱。発売日は5月22日。

AtermWG1200HS

NECプラットフォームズ製無線LANルータ「Aterm」シリーズの新製品で、Gigabit Ethernet対応のミドルモデル。2×2の送受信アンテナを備えつつ、既存モデル「WF1200HP」や「WG1200HP」にみられる中継機能やビームフォーミング機能を省き、シンプルな機能で価格を抑えた。

省エネ機能として、無線機能の停止時間帯を設定できる無線LANスケジュール機能、LANポートの消費電力を節約するLANポート自動節電機能を搭載。また、iOS/Android用アプリ「Atermスマートリモコン」による、本体設定機能やペアレンタルコントロール機能「こども安心ネットタイマー」も利用できる。

無線LAN簡易接続システムは、QRコードを使う「らくらくQRスタート2」、NFCを使う「らくらくかざしてスタート」、ネット接続に問題があった場合の対策方法を案内する「らくらくネットスタートLite」、本体ボタンを使う「らくらく無線スタート」、WPSを備える。

セキュリティ機能は、マルチSSID、ネットワーク分離、MACアドレスフィルタ、WEP(128bit)、WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)など。

有線LANインタフェースは、WAN側がGigabit Ethernet×1基、LAN側がGigabit Ethernet×3基。本体サイズはW33×D97×H146mm、重量は約0.3kg。