そうしたことも視野に入れて、初期設定ですべてのアプリの通知をApple Watchに転送するようにして、使ってみた。そこで、2つほど、実際のパターンを示してみたい。
【パターン1】
朝5:30に100%で使い始め、海浜幕張、巣鴨へ移動。通知を受けたらすぐにその場で確認する、という使い方で150回の通知を確認。7時間経過して残り69%。さらに同じような使い方で12時間経過し、49%。
【パターン2】
朝8:00に100%で使い始めて、40分のドライブのナビ、3回の通話と、前述のような通知の使い方を交えて利用し、12時間経過して残量54%。
42mmモデルの方が38mmモデルよりもバッテリーの持続時間が長いとされているが、だいたい12時間で半分ほどの消費する計算だ。となると、Appleが示す18時間という数字はだいたい達成できるのではないか、と言う実感が得られた。
ただし、充電し忘れ、充電器忘れも
バッテリーはある程度余裕を持って利用できそうだ、と言うことが分かってきたApple Watch。ただし、日曜日の夜はApple Watchの充電を忘れて寝てしまい、月曜日の朝は100%充電ではない状態からスタートすることになった。
使い始めて3日目にしてこの失態。おそらく3日おきに、と言う頻度ではないかもしれないが、個人的な感触として「これは再びやってしまう可能性が高い」と思う。iPhoneですら充電し忘れて、モバイルバッテリーで充電しながら午前中を過ごすこともあるため、管理するデバイスが1つ増えると、さらにそのリスクは高まりそうだ。
Apple Watchは磁石を利用した無接点充電器が付属してきて、この充電気でのみ充電することができる仕組みだ。iPhoneのLightningケーブルは壊れない限り、iPhoneやiPadを買い換えるたびに増えていくが、Apple Watchの充電器は当分増えそうにない。 つまりこの1本を大切に使わなければならないのだ。そこに起因する失敗・その2が待ち受けていた。
それは、朝、残量が少ないにもかかわらず、Apple Watchの充電器を忘れてしまったのだ。時計間コミュニケーションDigital Touchが、相手が少なくて試せないように、Apple Watchの充電器も使っている人が少なくて借りられない。