世界初の4GBメモリを搭載

同社が「性能怪獣(パフォーマンス・モンスター)」とアピールする性能は、上位モデルではCPUにインテルのAtom Z3580プロセッサ、GPUにPowerVR 6430(下位モデルにも搭載)をそれぞれ搭載し、他社に比べて高いパフォーマンスを発揮できるとしているが、このあたりは世界初という4GBメモリも含めて実際に使いこんでみないと分からないところ。少なくとも触った限りでは通常の利用でパフォーマンスに不満は感じることはなさそうだ。

「性能怪獣」とアピールするように高いパフォーマンスが特徴

他のCPUとの比較。2~3倍のパフォーマンスをアピール

GPU比較。2倍強のパフォーマンスアップ

メモリを4GB搭載したことで、他のアプリへの切替速度が体感で向上した、としている

個人的に興味深いのは、インテルのチップセットとLTEモデムを採用している点。国内では初めてとされており、Qualcommが強い中、インテルの実力を確認できる端末としても気になる。

国内のSIMフリースマートフォンでは珍しいデュアルSIMに対応している点もポイントが高い。一方はLTE、もう1つは2Gのみの対応で、国内ではLTE側を使っていればいいが、海外に行ったときに、LTEに現地SIM、2G側に日本のSIMを入れておけば、音声待受のために日本用の電話を持ち歩かずにすむ。

デュアルSIMをサポート。1つはLTE、1つは2Gになる