……と、その前に簡単に「YOGA Tablet 2 with Windows」について説明しておこう。試用基は解像度1,920x1,200ドットの8.0型ワイドIPS液晶を採用したモデルで、重量は約426g。800万画素のメインカメラと160万画素のフロントカメラを搭載し、CPUは4コアのIntel AtomZ3745、メモリは2GB、ストレージは32GBと、普段使いでは特に不満のないスペックである。バッテリーは約15時間駆動ということで、ここは平均以上だ。

YOGA Tabletシリーズの特徴となっているのが、大きなグリップ。真っすぐな板状のタブレットが主流の中、あえてこのデザインにしてきた。実はこのグリップ部分にバッテリを内蔵しているのだが、グッと握って持ちやすくなるというだけでなく、自立するためのスタンドの役割を兼ねている。

大きなグリップ部分

普通に置いても画面が斜めになる

こんな風に開くと、さらに高さが増す

縦置きもできるようになる

こんなふうに、安定して縦置きできるようになるのだ。たしかにタブレットを横に置いて使う場合、平らであるよりも実はちょっとだけ傾斜している方が使いやすかったりするし、縦置きして寝転がって動画鑑賞したいこともある。

そういうときはタブレットを立てるためのスタンドを別に買ったりしていたのだけど、自立してくれるならそれにこしたことはない。案外使いやすいな、これ。