USB3.1搭載のゲーミングマザー

MSIの「Z97A GAMING 7」は、高速な新インタフェース「USB3.1」を搭載するATXマザーボード。ベースとなっているのは「Z97 GAMING 7」で、バックパネルのUSB3.0×8ポートのうち、2ポートがUSB3.1になったこと以外は、従来モデルと同じ仕様だ。ドスパラパーツ館での価格は24,624円。

MSIの「Z97A GAMING 7」。レイアウトは「Z97 GAMING 7」と全く同じだ

バックパネルのインタフェース。この赤いコネクタがUSB3.1ポート

USB3.1は、2013年7月に策定されたUSBの最新規格。データ転送速度は10Gb/sと、USB3.0の5Gb/sに比べると、2倍に高速化されている。Z97A GAMING 7で採用されたコネクタは通常のType-Aで、従来のUSB3.0/2.0と互換性があるが、10Gb/sの速度を発揮できるのは、USB3.1対応機器を接続した時のみとなる。

USB3.1への対応が「A」付きモデルのポイント。それ以外は従来通り

超高速ネットワーク搭載マザー

ASRockの「X99 WS-E/10G」は、10GbEをデュアル搭載したE-ATXマザーボード。LGA2011-v3のCore i7またはXeon E5-1600/2600に対応しており、10GbE×2ポート(Intel X540)のほか、GbE×2ポート(Intel I210AT)も備える。合計4系統のLANコネクタは、チーミング機能で帯域を束ね、超高速なデータ転送が可能。ドスパラパーツ館での価格は114,480円だ。

ASRockの「X99 WS-E/10G」。拡張スロットはPCI Express x16が7本

バックパネル。右側に2つ並んでいるLANポートが10GbEだ

拡張スロットは7つ全てがPCI Express x16。PLXのPCI Expressスイッチ「PEX 8747」を2チップ搭載しており、フル帯域での4-Wayグラフィックスをサポートする。ほか、SATA 6Gb/s×12ポート、10Gb/sのSATA Express、20Gb/s(PCI Express x4)対応のM.2コネクタなど、強力なインタフェースを備える。