ASUSTeK Computerは3月20日、USB DAC「Essence」シリーズの新モデル「Essence III」「Essence One MKII」「Essence One MKII MUSES Edition」の3機種を発売した。価格はオープンで、推定市場価格はEssence IIIが250,000円前後、Essence One MKIが110,000円前後、Essence One MKII MUSES Editionが145,000円前後(いずれも税込)。

Essence III

「Essence III」

Essence IIIは、192kHz/24bitまでのリニアPCMに加えて、5.6MHz/2.8MHzのDSDネイティブ再生に対応したUSB DAC。Essenceシリーズで最上位モデルに当たる。DACチップは、アナログデバイセズ社の「AD1955A」をデュアルモノ構成で使用。高精度な温度補償型水晶発振子(TCXO)の採用により、ジッターの発生を抑制している。

アンバランス出力に加えて、バランス出力もサポートする。φ6.3mmステレオ標準ジャック、RCA端子、XLR端子に加えて、ヘッドホン向けのミニXLR端子も装備。アンバランス・バランス出力用に、独立した6個のモノラルヘッドホンアンプを使用している。

「Essence III」の背面パネル

電源にはトロイダルトランスを採用。クロストークの発生を抑えるために、左右チャンネルで独立した電源回路を搭載している。また、干渉を抑制するために、アナログ、デジタル、電源回路は別々の基板となっている。

SN比は117dB、THD+N(出力、1kHz時)は0.0005%(-105dB)、周波数特性は10Hz~48kHz。入力端子は、S/P DIF(光×1/同軸×1)、USB×1、XLR×1、AUX/Phone×1(RCA)を装備。本体サイズはW322×D228×H71mm。対応OSはWindows XP/7/8/8.1、Mac OS X。

Essence One MKIIとEssence One MKII MUSES Edition

「Essence One MKII」

Essence One MKIIは、192kHz/24bitまでのリニアPCMに加えて、2.8MHzのDSD再生に対応したUSB DAC。DACチップは、テキサス・インスツルメンツ社製のPCM1795を2個使用している。電源にはトロイダルトランスを採用。

アンバランス出力に加えて、バランス出力もサポート。φ6.3mmステレオ標準ジャック、RCA出力に加えて、XLR端子を装備している。SN比は120dB、THD+N(出力、1kHz時)は0.000316%(-110dB)、周波数特性は10Hz~48kHz。入力端子はS/PDIF(光×1/同軸×1)、USB×1を装備。本体サイズはW230×D261.33×H60.65mm。対応OSはWindows 7/8/8.1、Mac OS X。

「Essence One MKII」の背面パネル

Essence One MKII MUSES Editionは、Essence One MKIIの特別エディション。MUSES Editionでは、I/V変換部分とローパスフィルター部分のオペアンプが、Essence One MKIIのNE5532P(テキサス・インスツルメンツ社製)から、MUSES 01(新日本無線製)に変更されている。その他の仕様はEssence One MKIIと同様だ。

「Essence One MKII MUSES Edition」