ASUSTeK Computerは19日、幅6cmで家庭用据え置きゲーム機と同等サイズの小型ゲーミングPC「R.O.G. GR8」の2015年モデルを発表した。20日に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は168,000円前後。

R.O.G. GR8

コンパクトな筐体が特徴のゲーミングPC。CPUは、ノートPC向けのIntel Core i7-4510Uだが、グラフィックスにはデスクトップPC向けのNVIDIA GeForce GTX750 Tiを搭載し、最新の3Dゲームにも対応する。

2015年モデルでは、従来の1TB HDDから128GB SSDにストレージを変更し、より高速にシステムやゲームの起動が行えるようになったという。

また、低ノイズに徹底的にこだわったオーディオ機能「SupremeFX」や仮想7.1chサラウンドをステレオヘッドホンで実現する「Sonic Studio」機能、特定のゲームの通信優先度を高められる独自ソフト「GameFirst III」といった機能は引き続き搭載する。 このほか、本体にMiracastレシーバー機能を内蔵し、対応するスマートフォンやタブレットの画面を大画面のテレビやディスプレイに表示することもできる。Miracastレシーバー機能は単体で動作するため、R.O.G.GR8自身が起動していなくとも利用できる。

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4510U(2.0GHz)、メモリがDDR3L-1600 16GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX750 Ti 2GB、光学ドライブがなし、OSがWindows 8.1 64bit。

インタフェースは、USB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI 1.4a×1、DisplayPort 1.2×1、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN(Intel LAN)、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、オーディオポートなど。本体サイズはW60×D245×H238mm、重量が約1.3kg。

本体にはゲーミングマウス「ROG Gladius」とキーボード「M801」が付属する。「ROG Gladius」はクリックボタン用のスイッチを自分で交換できるプロゲーマー向けのモデル。一方の「M801」もキースイッチにCHERRY MXの赤軸を採用したゲーミング仕様となっている。なお、「M801」は単体での販売をしておらず、「R.O.G. GR8」の付属でのみ入手できるという。

ROG Gladius

M801