「FlashAir SD-WE」シリーズ

東芝は14日、無線LAN通信機能を搭載したSDHCメモリーカード「FlashAir」の新製品「FlashAir SD-WE」シリーズを発売した。

価格はオープン。ラインナップと店頭予想価格は、8GBモデルが税込4,600円前後、16GBモデルが税込6,500円前後、32GBモデルが税込8,600円前後。

無線LAN機能を搭載した「FlashAir」は、例えばデジタルカメラで使用した場合、撮影した写真をそのままPCやタブレットなどの無線LAN端末で閲覧/複製できる。しかし従来「FlashAir」から無線LAN経由でPCやタブレットなどに写真やファイルをコピーするには、Webブラウザ経由でデータを1つずつ選択しなければならなかった。

新製品のSD-WEシリーズは、内部のファイルを、OSのネットワークドライブ上で見られる「FlashAirドライブ」機能を搭載する。これにより、WindowsのエクスプローラやMacのFinderなど、OS標準のファイル管理ソフトウェアでデータを確認でき、複数ファイルのコピーも可能となった。

合わせて、「FlashAir」のAndroid/iOS向け公式アプリもアップデート。従来、Webブラウザ経由でのみ利用可能だった、指定のフォルダを外部に公開する「フォトシェア機能」が、アプリから利用可能となる。アップデートは近日中を予定。