iOSでは、一部の他社サービスをOSの機能としてサポートしている。「設定」でiBooksやPodcastといったApple製アプリ群と、App Storeから入手したサードパーティー製アプリ群の間に位置する4つのアプリがそれだ。Twitterも、iOS 5以来システムに"統合"されたうえで管理される。

Twitterのサービスは、Twitter社が開発/公開する「公式アプリ」と、サードパーティーによる「非公式アプリ」、WEBブラウザでの閲覧という3種類の利用スタイルがあるが、iOSに統合されているのは最初に挙げた公式アプリだ。

公式アプリだからといって特別に高機能/多機能なわけではなく、むしろ非公式アプリのほうが機能的に充実している部分もあるが、Twitter社による通信制限が緩いという特徴がある。どのアプリ/ブラウザを使うかは任意だが、現在では過半数のユーザが公式アプリを選択しているようだ。

公式アプリは使えば使うほどキャッシュが増えていく。フォローしているユーザが多い場合、タイムラインに写真を含むツイートが多く存在する場合には、キャッシュが増えるペースはさらに加速する。「設定」→「一般」→「使用状況」→「ストレージを管理」の順にタップし、Twitter公式アプリが消費したストレージ容量を確認してみよう。数百MB、ひょっとするとGB単位にまで増えているかもしれない。

しかし、公式アプリにキャッシュのみ削除する機能はない。キャッシュをクリアしようとすれば、いちどアプリを削除したうえで再インストールしなければならない。とはいえ公式アプリのこと、OSレベルでサポートされているため、非公式アプリに比べ再インストールはかんたんだ。アカウントの再設定も必要ないので、ストレージの空きが心配になったときに試してみよう。

操作手順をカンタン解説

1 「設定」→「一般」→「使用状況」→「ストレージを管理」の順に画面を開き、Twitter公式アプリをタップする

2 「Appを削除」をタップし公式アプリを削除すると、貯えられたキャッシュも削除される

3 「設定」→「Twitter」の順に画面を開く

4 「インストール」ボタンをタップすれば、Twitter公式アプリを再インストールできる。App Storeで探す手間を省けるだけでなく、アカウントを再設定する必要のないことがポイントだ

(提供:iPad iPhone Wire)