S6エッジスクリーンの進化
このサイドスクリーンをサムスンでは「エッジスクリーン」と呼んでいるのだが、このエッジスクリーンを両側に搭載したことで、どんなことができるか? にはNote Edgeユーザーも興味があるところだろう。
Note Edgeでは天気予報やメール着信など、さまざまな情報を表示したり、夜の特定の時間には時計を表示させるようなことができたが、そのような情報表示系のことは、S6 Edgeでもそのまま可能だ。Note Edgeのように表示する情報を選択することもできる。
それでは何が違うか? というと、左右のどちらのエッジスクリーンに情報を表示するか? をユーザーが選択することができるのだ。
逆に言えば、両側に情報を表示することができないわけだが、右利き、左利きなどユーザーの状況に応じて、表示サイドが選択できるのは利便性を上げているといえる。
両サイドのディスプレイを使うピープルエッジ機能
しかし、両サイドのディスプレイを使う機会がないわけではない。その1つが「ピープルエッジ」機能だ。S6 Edgeではよく連絡をとる人々をフェイバリットピープルとして登録し、それぞれに色を割り振ることができる。そして、それらの人から電話(あるいはSMS)の着信があると、その設定した色で両サイドのエッジディスプレイがライトアップされる。
たとえば、ディスプレイを下にして置いていた場合でも、サイドからの色で、誰からの着信かわかるわけだ。このとき、背面のカメラのセンサーを指で押さえることで、今は出られないということで、電話を切ることができる。