シャープの今春の販売戦略について説明する、シャープエレクトロニクスマーケティング 代表取締役社長の細尾忠弘氏

シャープは2月20日、春商戦に向けた販売促進についての取り組みについて記者説明会を開催した。記者説明会には、シャープエレクトロニクスマーケティングの代表取締役社長を務める細尾忠弘氏が出席し、2015年春商戦の狙いを語った。

2014年4月、現職に就任した細尾氏はまず、同年のヒット商品として4月に発売したお茶メーカー「お茶プレッソ」、5月に発売したスティック型掃除機「FREED」、11月に発売した天井設置型プラズマクラスターイオン発生機「IG-GTA20」の3つを挙げた。

2015年のシャープの取り組みとしては、「より快適でより健康な、より楽しいガマンしなくてもよいライフスタイルを提案」を基軸に、消費者の生活を向上させるための製品開発や販売を行っていくと説明。また、販売戦略としては、"MSTNK(見て・触って・体験・納得して・買っていただく)作戦"を打ち出し、季節ごとに同社製品を取り入れた生活を提案していくキャンペーンを強化する。

"MSTNK作戦"の一環として、店頭やイベントでは体感型のセットや展示も強化される

そのうえで、2015年の春商戦については2つの商品で販促を強化していくという。いずれも人々の暮らしの不安を解消し、安心・安全を実現するという考えに則った製品だ。