スティック型とハンディ型の2in1

PV-BC500は、だ円形状のループハンドルを回転させることで、スティック型としてもハンディ型としても使用できる2in1の掃除機だ。重心の位置を、スティック型では床近くに、ハンディ型では手もと近くにすることで取り回しやすくしている。

スティック型

ループハンドルを回転させて……

ハンディ型に

階段掃除をしている女性の腕には筋電計が装備されている。階段をスティック型で掃除した時と、ハンディ型で掃除した時では、掛かる負荷が異なる

続いて、強力な吸引力を証明するために用意されたのは、重量が約2.9kgのボーリングのボール。ボールを従来機種「PV-BA100」とPV-BC500で吸引してみると、PV-BA100では持ち上がらなかったボールが、PV-BC500ではみごと持ち上がった。

従来機種では持ち上がらなかったが、PV-BC500ではボールが浮き上がった

ヘッドには自走式の「スマートヘッド」を採用。ヘッド後部に搭載されたロングローラー(回転ハケ)を制御することで、ヘッドを押す時も引く時もゴミを吸い取れる。ヘッドの左右に搭載された自走ハケによって、軽い操作性を実現。筆者も試してみたが、電源を入れるとヘッドがスイスイと勝手に進んでいくので、「ただ持っているだけ」で掃除できると感じた。

自走式スマートヘッド

キャニスター型の従来機種「CV-SA100」は、ヘッドを引いた時のゴミを取りきれていない。PV-BC500はヘッドを押す時と引く時、どちらでもゴミを吸い取っている

ヘッドは自走式で、電源をオンにすると勝手に進んでいく

吸引力だけでなく使い勝手にもこだわり

ゴミ捨てをスイッチ1つで行える「ごみダッシュ」機構を採用している

ふとんをたたいてハウスダストを除去できるという「ふとん用吸口」

「伸縮曲がるブラシ吸口」は伸縮自在かつヘッドの向きも調節できる

同日に発表されたふとんクリーナー「PV-FC100」は5月中旬の発売を予定