電通パブリックリレーションズは1月19日、サイバーエージェントの連結子会社となるCyberCasting&PR(CCPR)と、インフルエンサー(影響力を持つ発信者)を活用したコンテンツマーケティング領域での業務提携を行うと発表した。

コンテンツマーケティングとは、生活者にとって価値のある情報を企業がコンテンツ化して提供することにより、生活者と企業の間にエンゲージメントを作り出すマーケティング手法となる。

同社によると、ソーシャルメディアの普及に伴い個人が発信する情報の重要性が増し、有名タレントなどを中心とした「インフルエンサー」が生活者の消費行動に大きな影響を与えるようになったという。これにより、PR活動にコンテンツマーケティングとインフルエンサーを活用したいという企業のニーズは高まったものの、いまだに体系立った手法は確立されていないと説明する。

両社は業務提携により、今後、ノウハウを融合し、企業とタレントをマッチングさせたコンテンツプログラムのプランニング・プロデュースや、タレントを含む「Ameba」のオフィシャルブロガーを中心としたインフルエンサーデータベースの構築、コンテンツマーケティングの成果指標の共同開発などを行っていく考えだ。