モード切替なしの「Scannable」のスキャン機能

では、「Scannable」のスキャン機能は「Evernote」の機能とどう違うのだろうか?

まず、大きな互いはモード切り替えの有無だ。端末の内蔵カメラで撮影してデータを取り込む場合、「Evernote」では「写真」、「ドキュメント」、「ポスト・イット・ノート」、「名刺」という4つのモードを切り替えて使うが、「Scannable」の場合は「Evernote」のようなモード切り替えスイッチがない。

「Scannable」のスキャン機能は、カメラを書類にかざすだけで書類の形を認識し自動的に撮影した上でトリミングや画像補正を行なう点は、「Evernote」でいうところの「ドキュメント」に近いだろう。ただし、「Scannable」で名刺をスキャンして「Evernote」で開いた場合、ちゃんと名前や電話番号、メールアドレスの読み取りができており名刺データとして保存できる点は便利だ。

「Evernote」では撮影ボタンの上にモード変更できるダイアルがある

「Scannable」ではスキャンする対象のサイズを認識して自動的に撮影される